歯周病・口臭治療

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歯石除去(スケーリング)について

歯石除去(スケーリング)
歯の裏側に付着していた歯石を除去しました

歯周病(歯槽膿漏)治療は、ブラッシングと歯石除去(スケーリング)を中心に行います。

歯石は細菌の死骸などが固まったもの(プラークが石化したもの)で、歯石そのものが虫歯や歯周病(歯槽膿漏)の原因となるわけではありませんが、歯石の表面はざらざらしていて歯垢(プラーク)が付きやすいことや、歯石があることで歯ブラシが十分に届かず、歯垢(プラーク)の磨き残しが出てしまうことが虫歯や歯周病(歯槽膿漏)のリスクを高くしてしまいます。
また、歯石が多く付着するのはプラークコントロールが不十分でお口の環境が改善されていないということですので、クリーニングや歯石除去(スケーリング)を繰り返しても原因が取り除かれず、歯周病(歯槽膿漏)が改善されません。

歯と歯肉(歯茎)の境目や歯の根に付着し、ブラッシングやクリーニング、PMTCでは除去出来ません。専用の器具(スケーラー)を使用するスケーリングで歯石を取り除きます。

歯石除去(スケーリング)は保険で出来ます

歯周病(歯槽膿漏)治療の目的で行う歯石除去(スケーリング)は、保険が適用されますが、保険で行うためには、以下の条件が必要です。

保険の検査を受けていただく必要があります

歯周病(歯槽膿漏)治療の一環として行うためには、保険治療の虫歯検査・歯周病(歯槽膿漏)検査を同時に受けて頂く必要があり、歯石除去(スケーリング)単独で保険を適用することは出来ません。
保険の歯石除去(スケーリング)費用は保険3割負担で約1,000円程度ですが、初診費用やレントゲン費用等保険の検査費用を含め、保険3割負担で約3,500円程度が必要とお考えください。

歯根部の歯石除去は1回では行えません

保険治療には「段階的に行わなければならない」というルールがあるため、保険で歯石除去(スケーリング)を行う場合は、患者様がご希望されても、1回で歯周ポケットの中の歯石まで除去することは出来ません。

保険のルールでは、歯や歯肉の検査 → 歯冠部(歯肉縁上)の歯石除去 → 数週間の後、再検査 → 治療効果の診断 → 必要であれば歯根部(歯肉縁下)の歯石除去 と順番で進める必要があり、歯石がたくさんついている方(※注)や歯根部にまで歯石が付着している方が1回または短期間で処置を完了させる場合は、保険が適用されず保険外治療となります。

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歯肉縁上の歯石除去(スケーリング)

歯石除去(スケーリング)

歯と歯肉(歯茎)の境目より上を「歯肉縁上」または「歯冠部」と言い、歯肉縁上歯石は外から見える歯肉の境目に沿って付着しているため、超音波スケーラーを用いて比較的簡単に除去することが出来ます。

歯肉縁上歯石は、プラークとだ液中などに含まれるカルシウムが結合して石灰化したもので白っぽい色をしています。

軽度の歯周病(歯槽膿漏)の場合は、ほとんどの方が歯肉縁上歯石の除と毎日のプラークコントロールだけで症状が改善されています。歯肉縁上の歯石除去(スケーリング)後の再検査で症状が改善されず、歯肉縁下(歯根部)にも歯石の付着が認められた場合は、歯肉縁下の歯石除去(スケーリング・ルートプレーニング)を行います。

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歯肉縁下の歯石除去(スケーリング・ルートプレーニング)

歯肉縁上歯石を取り除いた後、歯肉縁下にも歯石が認められた場合は、スケーリング・ルートプレーニングで歯根部の歯石やプラーク、感染部位などを取り除いて行きます。

スケーリング(歯石除去)は、歯肉縁上の除石と同じく、超音波スケーラーまたはハンドスケーラーで歯周ポケット内の歯石はプラークを取り除くことです。
ルートプレーニングとは「歯の根(ルート)の表面を滑らかにする(プレーニング)」ことで、歯周病(歯槽膿漏)のために軟化したセメント質を取り除いて、歯根の表面を硬く滑らかに仕上げる処置のことです。
歯石を除去するだけでは歯の表面がデコボコしてプラークが付着しやすい状態になっていますので、ルートプレーニングで綺麗に仕上げることは非常に重要です。

歯石が歯周ポケットの非常に深い部分に付着していると、歯肉縁下の歯石除去(スケーリング・ルートプレーニング)でも除去できない場合がございます。スケーリング・ルートプレーニングを行っても症状が改善されない場合は、外科手術を伴う処置(歯周外科的処置)を行うことがあります。

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